整形外科は、主に運動器のけが、痛み、知覚障害、運動障害などを診療する診療科です。骨折、脱臼、切り傷など、打撲などの外傷をはじめとして、肩こり、腰痛、膝痛など、日常的に起こる体の痛みや違和感などの診療も行います。
骨粗しょう症は加齢などの原因により、骨の量が減少したり、骨の質が劣化したりして、もろくなってしまう病気です。 骨に含まれるカルシウムなどの量(骨密度)は、若年期をピークに年齢とともに減少していきます。それにより、背骨が体の重みでつぶれたり、背中が曲がったり、変形による圧迫骨折、ちょっとした転倒などで骨折するなどの原因となります。
日本では寝たきりの原因の第3位が転倒による骨折とされ、介護が必要となる主な原因の9%が「骨折・転倒」によるものと言われています。