宮前平整形外科では、川崎市の骨粗しょう症検診も行っています。
より正確に測れる高性能のDXA機器を活用とした腰椎測定(DXA法)を行います。
40・45・50・55・60・65・70歳の女性市民(満年齢)は、ご遠慮なくお申し込みください。
※詳細については、「川崎市の骨粗しょう症健診」にてご確認ください。
骨粗しょう症は加齢などの原因により、骨の量が減少したり、骨の質が劣化したりして、もろくなってしまう病気です。
骨に含まれるカルシウムなどの量(骨密度)は、若年期をピークに年齢とともに減少していきます。それにより、背骨が体の重みでつぶれたり、背中が曲がったり、変形による圧迫骨折、ちょっとした転倒などで骨折するなどの原因となります。
日本では寝たきりの原因の第3位が転倒による骨折とされ、介護が必要となる主な原因の9%が「骨折・転倒」によるものと言われています。
骨粗しょう症は、ご高齢の女性を中心に年々増加しています。
患者様の8割は女性となっており、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌バランスが変化する更年期以降に多く見られます。閉経を迎える50歳前後から骨量が急激に減少し、60歳代では2人に1人、70歳以上になると10人に7人が骨粗しょう症と言われています。
一方、偏食や極端なダイエット、喫煙や過度の飲酒、運動習慣なども骨粗しょう症の原因と考えられています。
ガイドラインにて推奨される、腰椎および大腿骨の骨密度を測定できる最新の骨密度測定器を導入しております。この機器によりより正確な骨密度の測定を行い治療方針を検討いたします。
骨粗しょう症の原因には、年齢や性別、遺伝的な体質など、変えることのできない要素がありますが、食生活や運動などの生活習慣を見直すことにより改善が可能です。
病気が進んだ場合には、薬物療法を開始します。現在、使われている薬には、骨の吸収を抑える「骨吸収抑制剤」、骨の形成(新しい骨を作る)を助ける 「骨形成促進剤」、骨の栄養素である各種ビタミン(D、K)剤などがあります。どんな薬を選び、いつから薬物療法を始めるかは、患者様個々の年齢や症状の進み具合を考え合わせて医師が判断します。
宮前平整形外科クリニック
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